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自宅写経のすすめ

新型コロナウイルス終息祈願写経奉納についてのお知らせ

皆さんの写経を須磨寺までお送り下さい!皆さんの安寧や願い(想い)、
そして一日も早い日常の生活の回復を、須磨寺にてご祈願させて頂きます。

 
コロナ禍の影響はまだ残っており、日々の生活から不安が取り除けたとは言えない状況です。このような折に、ご自宅での写経を通じて心安らかな祈りの時間をお過ごしいただく事は、大いに意義のある事だと存じます。
 
そして、お書きいただいた写経を須磨寺に郵送していただければ、須磨寺ご本尊の聖観世音菩薩様のご宝前にお供えした後、お焚き上げをさせていただきます。また、それぞれのお宅にご縁のあるご寺院様にお納めいただいても結構かと存じます。
 
平安時代、弘仁九年(八一八年)の春、世に疫病が広まり多くの人々が大変な苦しみを受けた時、嵯峨天皇陛下は、弘法大師様の勧めにより、自ら紺紙金泥で一字三礼の誠を尽くして、般若心経一巻を浄写し奉られました。
弘法大師様は、嵯峨御所の五大明王に天下泰平を祈祷されたところ、霊験たちまちに顕れ、人々に平安がおとずれたと伝わります。
 
疫病退散の為、そしてご自身の安心(あんじん)を得る為に、写経を通じて、皆様の祈りの心をお届けください。

合 掌

自宅写経のすすめPDFデータはこちら(90KB)

写経の作法

  1. 手を洗い、口をすすいで身を清める
  2. 良いかおりの香を焚き、室内を清める
  3. 着座して心を鎮める
  4. 合掌礼拝
  5. 開経偈(声を出してお唱えする)
    無上甚深微妙(むじょうじんじんみみょう)(ほう)百千万劫(ひゃくせんまんごう)にも遇遭(あいお)うこと(かた)
    (われ)いま見聞(けんもん)受持(じゅじ)することを()たり
    (ねが)わくば如来(にょらい)真実義(しんじつぎ)()(たてまつ)らんことを
  6. 願文読誦(声を出してお唱えする)
    ()今至心(いまししん)懺悔(ざんげ)
    (つつし)みて般若心経(はんにゃしんぎょう)写経(しゃきょう)(たてまつ)
    (あお)(ねが)わくは一字一文法界(いちじいちもんほうかい)(へん)じ、
    三世十方(さんぜじっぽう)諸仏(しょぶつ)供養(くよう)(たてまつ)らん
  7. 浄写(無我の境地に入り、至心に写経する)
  8. 祈念(それぞれの願いごとを書き、念ずる)
  9. 般若心経読誦(浄写したお経に目を通しながら唱える)
  1. ご宝号(三遍唱える)
    南無(なむ)大師(だいし)遍照(へんじょう)金剛(こんごう)
  2. 回向
    (ねが)わくば()功徳(くどく)()って (あまね)一切(いっさい)(およ)ぼし
    我等(われら)衆生(しゅじょう)皆共(みなとも)に 仏道(ぶつどう)(じょう)せんことを
  3. 合掌礼拝

以 上

PDFデータをダウンロードしていただき、コピーしてお手本としてお使いください。(薄字をなぞる様にして浄書してください)
写経用紙PDFデータはこちら(578KB)

《受付》須磨寺 コロナウイルス終息祈願写経係

送付先:〒654-0071 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4-6-8
大本山 須磨寺(上野山 福祥寺)内

電話:078-731-0416(代)